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注文住宅でもう迷わない!間取りの決め方とは?

注文住宅の間取り

注文住宅では、間取りを自分たちで決められるのが魅力です。
しかし実際に決めていこうという時、どういったことに気を付ければ良いのか分からないと困ってしまいます。
自分の希望を無理に詰め込みすぎたり、逆にあまり考えずに決めたりすると、実際の家が完成して生活し始めた頃に、生活のしづらさから後悔することがあるかもしれません。
今回は、そんな注文住宅で失敗しないための間取りの決め方についてご紹介します。

 

家族の希望を優先する

家族にはそれぞれ、自分の希望する家の間取りがあります。
注文住宅に住むのは自分だけではありません。
自分の希望を最優先するのではなく、家族の希望もなるべく取り入れるようにしましょう。
しかし、家族間で希望や意見が一致せず、なかなか決められないということもあります。
そのため全ての意見を取りまとめ、家族が納得できる間取りに意見をすり合わせていくことが大切なのです。
何を重要視するのかを家族全員でしっかり話し合い、優先順位を決めていきましょう。

 

生活の動線を考える

生活の動線

注文住宅選びにおいては、生活の動線計画を立てることも大切なのです。
家族一人一人が朝起きて夜寝るまでに家の中でどういった動きをするかを考慮し、それぞれの動線を考えていきます。
間取りの決め方としては毎日通る動線があれば、その動線に合わせて間取りを決めていきましょう。
下に代表的な4つの動線を挙げてみました。
それぞれの特徴やポイントについてご紹介します。

家事動線

動線の中でも家事動線は、最も重要だと言われています。
買い物から帰ってきた時に、玄関からキッチンまでの動線がスムーズであれば、すぐに食材をしまうことができます。
また洗濯機からベランダまでの動線が整っていれば、洗濯後に洗い物を干しに行くのが楽になります。
このように、家事動線に沿った間取りにすることで、家事の負担をぐっと軽減させることができるかもしれません。

通勤通学動線

朝、家族間で行き来が激しくなる廊下や、混雑しがちの洗面所など、通勤や通学前の家族は何かと鉢合わせてしまうことが多いものです。
そういった渋滞を回避するためにも、通路を広めにとっておくなど、すれ違うことができるような工夫をしておきましょう。

衛生動線

リビングから見える場所や、キッチンの横などにトイレがあると落ち着いて利用できません。
そんな家族が毎日使用するトイレの位置についても意識しましょう。

来客動線

玄関から客間・リビングに来客を案内する際、家族のプライベートな物はできれば隠しておくのが良いです。
来客の動線を辿って、洗面所や浴室が来客に見えないように間取りを工夫しましょう。

 

収納スペースや家具配置を想定する

部屋を広く取りすぎると収納スペースが無くなってしまう可能性があるので注意が必要です。
物が入りきらず部屋に溢れてしまうことを回避するために、収納スペースはある程度余裕があるくらいの方が良いでしょう。
同時に、家具の配置に関しても大まかにイメージしておくことがポイントです。
その際、ギリギリのスペースでの配置ではなく、多少余裕のある配置を考えておくことで、実際の家具の運び入れがスムーズに行えます。

 

実用性を重視する

吹き抜けの家

注文住宅の間取りを考える際に、おしゃれさを最重要視してしまうと使い勝手が悪くなってしまうことがあります。
たとえば、解放感がある「吹き抜け」は、天井が高くなるためダウンライトの光が届きにくく、夜の室内はかなり暗くなりがちです。
またエアコンの空気がなかなか上にまで行かないので、涼しくも暖かくもなりにくく、エアコンの効率も悪くなってしまいます。
吹き抜けを設置する場合には、外張り断熱やダブル断熱など、しっかりとした断熱構造であることが重要です。
外張り断熱工法やダブル断熱であれば、家中の空気の温度を一定に保つことができ、さらに光熱費の削減も可能になります。

 

おわりに

今回は、注文住宅での失敗しない間取りの決め方をご紹介しました。
注文住宅でオリジナルの家作りですから、あれもこれもと自分の希望を詰め込みがちになってしまいますが、それでは満足した間取りにはならないのです。
家族で住む家作りを意識して、ぜひ一度、間取りについて家族で話し合うことが大切です。
その際には今回ご紹介したポイントを参考に、みんなが納得できる間取りを一つずつ慎重に決めていってください。